●概要
鳥取市
●概要
出典:総務省統計局ホームページ(https://www.stat.go.jp/index.html)
鳥取市は、鳥取県の東部に位置し、県庁所在地で中核市とされています。人口は約18.6万人で、2020年12月1日時点で日本の県庁所在地および中核市の中では最も人口が少ない都市です。また、面積の拡大に伴い、人口密度も山口県の山口市に次いで低い状況にあります。
鳥取市は、中国地方の中心都市である広島市からは陸路で約300 km離れていますが、一方で兵庫県の神戸市からは約180 km、大阪市からは約190 km、京都市からは約220 kmの距離に位置しています。このため、山陰地方における重要な交通拠点となっており、「東の玄関」とも言われています。
鳥取市は鉄道ではJR山陰本線と因美線の分岐点であり、因美線を経由して山陰地方唯一の京阪神直通特急が運行されています。道路では鳥取自動車道と山陰自動車道が結ばれ、将来的には山陰近畿自動車道が京都府の宮津市・京都市とも結ばれる予定です。さらに、鳥取空港から首都圏への航空路も存在します。
歴史的には江戸時代には鳥取藩の城下町として栄え、現在では鳥取大学や公立鳥取環境大学、日本海テレビなどを有する地方の拠点都市です。観光地としては、鳥取砂丘や白兎海岸があります。
気候は日本海側気候で、日本海からやや内陸に位置しているため、積雪が多く、豪雪地帯に指定されています。春から秋にかけては好天が多いが、冬は積雪があることが一般的です。
●鳥取市の製造品