愛媛

●概要

松山市

●概要

出典:総務省統計局ホームページ(https://www.stat.go.jp/index.html)

松山市は愛媛県の中部に位置し、県庁所在地であり四国地方で最も人口の多い都市です。この都市は中核市として指定されており、四国地方内で最も大きな都市となっています。約51万人の人口を抱えるこの都市は、四国地方内では広島市と岡山市に続く第3の都市として位置づけられています。

松山市は歴史的に松山城を中心に発展し、また道後温泉で知られる古くからの温泉地でもあります。文学の街としても知られ、俳人正岡子規、種田山頭火、文豪夏目漱石などがゆかりの地で、俳句や小説などの文学の発展に貢献しています。市のキャッチフレーズは「いで湯と城と文学のまち」です。

コンパクトシティ構想により、文化施設が集中しており、アーケード街、銀天街、まつちかタウン、松山市駅ビルに併設された商業施設などが市内に存在します。観光名所として、道後温泉、松山城、松山総合公園、愛媛県美術館、坂の上の雲ミュージアム、子規記念博物館、伊予かすり会館などが挙げられます。スポーツ施設も充実しており、坊っちゃんスタジアム、アクアパレットまつやま、愛媛県武道館、多目的競技場などが設けられています。

市の経済は農業、観光、製造業が主要な柱として存在しており、特にみかんの生産や古くからの道後温泉が重要な役割を果たしています。工業地帯もあり、帝人グループの大規模生産拠点が立地しています。情報・通信分野においても関連機関が多く、情報通信の基盤整備が進行中です。

●松山市の製造品