山梨

出典：総務省統計局ホームページ（https://www.stat.go.jp/index.html）

甲府市は山梨県の県庁所在地で、中核市、保健所政令市、中枢中核都市に指定されています。市域は山梨県の中央に位置し、山梨県内で最も人口が多い都市の一つです。特例市から中核市に指定が変更されました。甲府市は山梨県内の中心的な都市で、首都圏整備法上の首都圏に位置しており、東京へのアクセスが良いことから、関東地方に向かう傾向があります。

甲府という名前は、甲斐国の守護大名である武田信虎が、1519年に居館を躑躅ヶ崎館に移した際に、甲斐国の府中（国の中心都市）を意味する名前として採用されました。しかし、歴史的な甲斐国の府中としての地位は甲府市ではなく、おそらく現在の笛吹市内にあったとされています。

甲府市は戦国時代に武田氏の拠点となり、その後も徳川氏や浅野氏によって重要な地域とされました。江戸時代には江戸の西方の守りの要として機能し、甲州街道の宿場町として栄えました。現在は宝石研磨産業が盛んであるなど、様々な産業が存在しています。