山口

出典：総務省統計局ホームページ（https://www.stat.go.jp/index.html）

山口市は山口県の中部に位置し、山口県の県庁所在地であり、中枢中核都市です。市内の総生産では製造業の拠点を多く有し、周南市や下関市に次ぐ県内3番目の経済規模を持っています。

山口市は3代目の都市として平成の大合併によって形成されました。合併前は山口県内で4番目の規模の都市であり、合併後は県内最大の面積を持つ都市になりましたが、人口密度は低く、20万人に満たない人口を抱えています。

市は山口県庁所在地でありながら、行政に特化した印象が強く、主要な産業は公共施設や公共事業です。商業地としては小郡地区が主要で、山口市を取り巻く地域との交通の要所として機能しています。商業地価も他の地域に比べて高い水準です。

山口市には瀬戸内海に面した漁港があり、内水面漁業も行われています。また、湯田温泉周辺や山口市中心商店街が観光スポットとして知られており、商業施設も点在しています。しかし、一部の大型ショッピングセンターは、周辺の都市への競合により衰退傾向にあります。